モバイルSuica(スイカ)/説明は良く読みましょう。 (2)

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モバイルSuica(スイカ)
評価点数 星1つ(1)

レビュー内容

東北地方在住で、関西まで出張。
国鉄時代から続く、片道600km以上の場合に適用される往復割引とMobile Suicaの相性は悪いです。

まず、新幹線モバイル特急券は乗車券とセットになっているため、
往復割引の乗車券とモバイル特急券を分離して利用できません。
加えて自動券売機でも買えないときたものだから、
みどりの窓口を並ばねばなりません。

一方で、このMobile Suicaに紐付けたエキスプレス予約は、
特急券を分離して、購入できます。
自由席の料金で指定席を取れるので、これは良いですね。
但し、乗車の前に、
事前にきっぷを、東海道・山陽新幹線の各駅にある、
「EX きっぷ受取」と表示された指定席券売機・受取専用機か
JR東海・西日本の主な駅でお受け取りください。
とのことで、自動改札に乗車券と、Mobile Suicaをタッチして、入場できません。
私はこの注意書きを読まず、自動改札に突入したものだから、
焦りました。説明書はよく読まないと駄目ですね。。。
結局、紙の切符しか使えない状態に陥りました。
尚受取の際には、
決済に使用したクレジットカードまたはEX-ICカード(会員証を含む)が必要、
とのことですから、忘れずに所持しなければなりません。

東北方面から関西に移動する際は、特急券を東京駅で受け取らねばならぬので、
東北新幹線と東海道新幹線の直接の連絡改札口を使えない、と言うオチもありまして、
非常に不便です。

JR東日本とJR東海は仲が悪いとよく聞かれますが、顧客本位に立って、改善して頂きたいです。

東京までの利用は、とても便利なんですけどねぇ。

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レビューコメント

otegaruさん こんにちは

JRの運賃の特徴として、距離が長くなるほど、
距離単価が安くなります。
加えて往復割引も効かなくなります。
従って、東京駅で運賃を切ってしまうと、それだけでかなり割高になってしまう。
通しで買った方が、何だかんだで5000円近く安くなるんです。
流石にこれは無視できない。
言い換えれば、JRとしては、そんな運賃、利用しないで下さい、ってメッセージなのかも知れません。

直通運転は、東北新幹線東京駅開業前、JR東日本側が、東海に協議を持ちかけ
東海が拒否したんですね。
当時は東京駅の東北新幹線のホームが一つしかなく、全て捌ききれない。
なのでホームを共用できれば、と言う東日本側の都合を東海が拒否と言う構図でしたが。
中央線のホームを上に上げると言う大工事をして、
もう一島ホームの場所を作り、何とか今のホーム二島の状態にしたわけですが、
それまでは、列車を東京駅のホーム一島で捌くために、二階建て新幹線まで作ったわけです。
上野駅終着の新幹線も多くありましたね。
現在は、東北、上越、北陸新幹線が全て東京駅に入る過密状態で、
大宮駅までの速度制限も相まって、これ以上の増発は無理な状態です。

この辺の経緯が、東日本、東海の仲が悪くなった理由のような気がします。
MobileSuicaはアプリでSuicaに機能を付けてる形なので広がりが無いですね。
20年にはえきねっとへ移行するんで、今のsmartEXみたいにするんでしょうね。

そうなればWEBの連携のみで交通系ICの乗っかる形なので便利になるでしょう。
なって欲しいもんです。当然東日本と東海の連携で割引もやって欲しいですね。
ホント、自分達の都合で直通運転してないんですから、
=新大阪・名古屋・新横浜ー仙台・新潟・高崎を直通すればどれだけ需要があるか..
せめて乗換えと割引き制度の連携くらいは是非お願いしたいとこです。

しかし、
MobileSuicaで東北、EX特約で東海道と乗っても結構安くなりません?
仙台でも乗車券は1.2万くらいなので往復割引で2.4千円くらいですよね?
これなら新幹線2回×往復での指定と自由の差額@540×4回=2,160円となり、
そんなに差が無い、かな? あるっちゃあるか。
でも1回でもスーパーモバトクを使えれば逆転しませんかね?
そうか、スーパーモバトクは区間が限定されてましたか...
私は北関東から関西だったので、しかも帰省だったので各種割引があったんですよね。
分けて買うと全部スマホでOK、東京の中間改札だけNG、までは改善されるのですが..

新幹線のスピードが速くなればなるほど、東京駅をまたいだ利用は価値が出てくるのですから、
是非、JR各社には頑張ってほしいですね。