ドバイに渡航したとレビューを2つしましたが、
https://dig.crefan.jp/dig-review/review_comment?revid=1223https://dig.crefan.jp/dig-review/review_comment?revid=1224現地では大半の決済をRevolutで行いました。
Revolutは上陸がコロナ後で、海外で使ったレビューがないので、こちらをレビューしたいと思います。
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まず日本の会社が発行している外貨決済カードは
・GLOBAL PASS(17通貨。外貨にあらかじめ両替が必要)
https://www.smbctb.co.jp/product/globalpass/overseas/shopping/#fullbackhttps://crefan.jp/search?hcc%5B%5D=50&ty=1・JAL GLOBAL WALLET (15通貨対応だが、事前の両替が必須、タッチ決済未対応)
https://www.jal-globalwallet.com/guide/exchange/https://dig.crefan.jp/dig-360.html・SONY BANK WALLET(11通貨。事前に設定をすれば、円決済でも自動両替して外貨決済)
https://moneykit.net/visitor/sbw/https://crefan.jp/search?hcc%5B%5D=105&ty=1・マネパカード(6通貨)
https://card.manepa.jp/https://dig.crefan.jp/dig-436.htmlなどのデビット・プリペイドが大半で、近年GLOBAL PASSとJAL GLOBAL WALLET が増えました。
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日本ではこれ以外に外国発のカード(プリペイドやデビット)がコロナ後に2種類できました。
・Revolutは保有は約30通貨
https://www.revolut.com/ja-JP/help/making-payments/spending/which-currency-balance-will-be-deducted-for-spending#:~:text=%E7%8F%BE%E5%9C%A8%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%81%A7%E4%BF%9D%E6%9C%89%E3%83%BB%E4%B8%A1%E6%9B%BF,TRY%E3%80%81USD%E3%80%81ZAR%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82・支払い対応は140
https://www.revolut.com/ja-JP/help/making-payments/spending/what-currencies-are-supported-for-spending彼らが日本に上陸したのちに、Wise(旧Transewise)もデビットカードの発行を日本で開始しました。
https://dig.crefan.jp/dig-272.html保有は53通貨(80カ国以上送金、両方下部に記載)
https://wise.com/となっています。
日本の4つはアラブ首長国連邦の通貨ディラハム(AED)に対応していません。
一方でこの外国の2つは対応しており、コロナ後にAEDに対応したものがでてきたことになります。
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この2つはロンドンに拠点があり、ライバル関係になっているようです。
ご丁寧に、WiseのページでRevolutの紹介をしています。
https://wise.com/jp/blog/how-to-use-revolutですので、Revolutが2020年10月に日本でサービスを開始し、あわてたWiseが翌2021年2月にカードを発行開始したと考えられます。
実際の渡航ではWiseも検討しましたが、カードが間に合わなかったのと、発行手数料1200円がかかるので、こちらを断念しました。
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まずRevolutは両替をせずに日本円のままで何も設定せずとも、決済をするとRevolutのレートで両替してもらえます。これが便利です。
3月16日のレート比較(Revolutとソラチカカードの順)
(スマリボで初回支払いは金利無料なので、そこはご容赦ください)
上記のようにだいたい2%程度レートが変わります(画像が2枚までしか投稿できないため、コメントで補足をできたらします)。日本のカードはここにポイントが付与されます。
・ソラチカ
・楽天
・エポス(Apple watchで)
を1度ずつ使用しました。
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また、Revolutで決済をし、ATMも2回引き出しました。
途中からGoogle Payも一部使用しました。
他にRevolutは、リアルカードの他、バーチャルカード、使い捨てバーチャルカードと3種類ありますので、海外で不安な予約サイトを使うときなどは重宝します。
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ひとつ懸念が土日に手数料が1%加算されるのですが、
これは事前に両替をしておけば済ますことができます。
前述のようにこれらもかなり簡単に行えました。
それとお金の追加も、現地から楽天銀行や住信SBIネット銀行のアプリからJPモルガン東京支店専用口座に振り込んで行いました。
これは日本時間の平日でないと難しいですが、なんとかなりました。
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他に欠点はApple Payに未対応なことと、時計(ウェアラブル端末)では使用できないことです。
現状では
・RevolutはApple Payに対応していない(Google Payには対応している)
・Google Payは時計では利用できない
ということで、時計で使えません。
ドバイはそんなことはありませんが、ローマやバルセロナなど、盗難の多い場所では時計が一つの防犯対策になると思います。
これがRevolutやWiseではまだ使用できませんので、これが欠点になると思います。
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なおこれらを総合的に考えましたが、やはり日本のカードが対抗するのは難しいかなと思います。
前述の通りRevolut、Wiseともにロンドンに拠点があり米国発企業ではありません。
Wiseはエストニア、Revolutはロシアに縁のある方が創業者で、ユーロ以外の通貨を使い、両替をする需要があることが、ビジネスの動機のようです。
このように日常的に違う通貨に触れる環境、それが欧州です。
例えばGoogle Mapで見ると、スイスとフランスの国境はとても国境には見えません。
https://www.google.co.jp/maps/place/Buffalo+Grill/@46.1413221,6.1318567,16z/data=!4m5!3m4!1s0x12cbc601c898b51d:0xb9835cb4bd039743!8m2!3d46.1409662!4d6.1320144?hl=jahttps://www.google.co.jp/maps/@46.1412626,6.1318781,3a,75y,41.62h,93.05t/data=!3m7!1e1!3m5!1sDZPb0LFZt0uyeFmbfyM4LA!2e0!6shttps:%2F%2Fstreetviewpixels-pa.googleapis.com%2Fv1%2Fthumbnail%3Fpanoid%3DDZPb0LFZt0uyeFmbfyM4LA%26cb_client%3Dmaps_sv.tactile.gps%26w%3D203%26h%3D100%26yaw%3D48.45392%26pitch%3D0%26thumbfov%3D100!7i13312!8i6656?hl=jaここは通貨も国境だと思うのですが、こういう環境にあるからこそ、欧州で多くの需要が出てくると思います。
ですので米国や日本のように国境管理が厳格で、接している国が少ない場合は、こういった事業の収益化は難しいかもしれません。
そういう意味でマイナー通貨に対しては、欧州かつユーロ以外の通貨を使っている国のカードがリードしていくと思われます。
RevolutとWiseに関しては、やはりクレファンに掲載する価値はありそうです。