QUICPay(クイックペイ)(QUICPay+(クイックペイプラス)含む)/決済はできたようだが食券が出て来ず (3)

　高松自動車道豊浜SA上り線にて食事をしようと食券を買い求めたときのこと。Google Payアプリ及び親カードのkyashアプリ上では決済が通った表示と通知が出たのに、食券機には「ご利用できません」と表示され、肝心の食券が出てきませんでした。
　店員に相談するためにkyashアプリの画面を見せて、決済は通っているのに食券が出て来ないと伝えました。店員曰く、当該施設ではQUIC Payのみに同様のトラブルが起きている、とのことでした。
　事情を素直に話して食事は無事摂る我できましたが、色々不安の残るものとなってしまいました。
★2　なぜこうなったのか分からす不安が募ります。

終報です

　結局、西日本サービスホールディングスでは対象決済の特定はできず、QUICPay運営元JCBに対応が移管されました。しかし、JCBから来た電話連絡で「親カードであるkyashの16桁のカード番号を教える」ように言われたのです。いくらJCBも決済事故の当事者とはいえ、電話口ごときでkyashのカード番号を言いたくなかったので拒否。

　数日後、再びJCBから連絡があり券売機メーカーでの売上データ、西日本サービスホールディングスからの決済日時や決済金額を照合して、対象決済の特定ができたとのことでした。結果論ですが、対象決済を特定するのにkyash本体のカード番号は一切必要なかったとのこと。

　正直、JCBのやり方には落胆と憤りを感じざるを得ませんでした。なんせ、自分ところがJCB会員に対して「カード番号は第三者に知られぬよう」と言っているにも関わらず、他社発行のカード（この場合はkyash）の番号を教えるように言ってきたのですから。

　あとはJCBが手動でkyashに売上伝票を計上し、利用日から60日となる10/12頃に返金処理が行われなかったら、この問題は終結します。

続報２です

　西日本高速サービスホールディングスより、再度回答がありました。8/19の回答に対し誤りと今後の改善策の説明を受けました。

回答誤り
　「決済音２度鳴るまで」というのは誤りで、他のQUICPay加盟店同様に決済音は１度しか鳴らないのが正しい決済である。

今後の改善策
　今回問題が生じた高松道豊浜ＳＡ上り線の食堂食券機と同型機はNEXCO東日本管内でも、決済に時間がかかる・決済できたのに発券されない、という事象が生じており、更なる事象の情報収集と迅速な決済や食券発券が行われるように、食券機製造元等と改善に努める。

でした。
　やはり、「２度決済音」はオカシイと思った通り。提示された改善策も具体的ではありますが、通り一辺倒のものでした（これ以上のものもありませんでしょうが）。
　すぐには改善されないでしょうから、ＳＡ・ＰＡでの食券機でGooglePay・ApplePayでのQUICPay・iD決済は止めておいた方がよさそうです。

続報です
　8/19にNEXCO西日本のSAPA運営会社に問い合わせ回答が得られました。

回答の要点
１．決済はできているため二重請求は無い
２．食券が出て来なかったのはGooglePay・ApplePayでのQUICPay特有の事象でNEXCO西管内以外のSAPAでも発生している
３．GooglePay・ApplePayでQUICPayでは決済音が２回鳴るまで読取部にかざしておかないと食券が出ない仕組みとなっている
　特に３については「２回決済音が鳴るまでかざす」ことが問題です。２度決済音が鳴るということは２重引落になりかねません。だいたい、１回の決済音が鳴れば読取部から離すのは常識です。それを「２度鳴るまでかざしておけ」ということ自体に、券売機システムに重大な欠陥があると思いました。
　更なる調査等をして8/24～25頃に追加回答をするとのことですので、その回答も続報として追記しようと思います。