モバイルSuica(スイカ)/恐らく日本最強の鉄道系ICカード (0)

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モバイルSuica(スイカ)
評価点数 星5つ(5)

レビュー内容

うん年ぶりにモバイルSuicaを使うことになり、久々にダウンロードして首都圏で使ってみました。
※JR東日本のHPを見る限りではモバイルSuicaは通常のモバイルSuica、Google PayとApple Pay版もありますが、ここでは全部ひっくるめてモバイルSuicaにコメントします。

一番のポイントはやっぱり持っているスマホ・携帯で登録・使用できる所ではないでしょうか。

登録するカードは使用するモバイル端末によって大きく変わってしまうのですが、Google PayやApple Payならどんなクレジットカードやデビットカードでも問題なく登録できるので、今までみたいにビューカード以外の登録者は年会費発生ということもなくなりましたし、モバイルSuicaの年会費もかからないというリリースもありましたので、年会費コストを気にせずに使えるようになりました。
だけどビューカードの紐付けの方がポイント付与率が高く(当然と言えば当然かも…)、それがないとヘビーユーザーには不便に感じることもあるかもしれません。

モバイルSuicaもGoogle payやApple Payなら1円単位のチャージができるようになりました。何よりセブン銀行ATMでチャージしたり、全国の公共交通機関の大半で使用できるので、国内旅行先で心配することなく出かけることができると思います。
自分自身もビューカードを持つようになってから、首都圏、仙台圏、中京圏、関西圏とあちこち飛び回っていますが、不便はありません。首都圏は1円単位の運賃、電子マネーでどこでも使えるので小銭を持ち歩く必要性は少し減りました。現実的には現金が必要な箇所があるので、小銭はもとより現金をいくらか持ち歩く必要がありますが、交通網が発達している箇所なら、何かあったときの心配は大幅に軽減できると思います。あと、名古屋の地下鉄での精算ではモバイルSuicaごと機器において小銭チャージして出場できる点もプラスに働いています。首都圏では小銭チャージで出場はできなかった記憶があります。

店舗利用でも大手の店ならなんら問題なく使えますし(イオン系やセブン系の電子マネーカードであるWAONやnanacoのようにボーナスポイントには敵いませんが)、ポイントカードが別にある場合、モバイルSuicaとの相性は悪くないと思います。
商品等購入時に付与されるJREポイントはさすが首都圏は心配要らず、乗車時に付与されるJREポイントもすんなり付与され問題ありませんでした。

カード型のSuicaと比較した弱点と言ったら、「首都圏の自動券売機で10円単位の小銭チャージができない(一部機種ではできる話もあるけど、大半の自動券売機では無理)」、「ICカード1日乗車券が搭載できない」ことぐらいでしょうか。都区内パスや休日お出かけパスのようなICカード1日乗車券はたまに使うくらいなので今のところ不便はありませんが、普段使いのモバイルSuicaに○企券(特企券)が使えるようになれば最強の称号は間違い無いだろうと思います。

またエクスプレス予約とのリンクも可能になりモバイル端末1台での利用が物理的にも可能になり、全国移動も一気に楽になりました。ただし在来線の境界駅問題はまだ先だろうと思います。今のところ自分はお世話になることはありませんが、えきネットやe5489とリンクして入出場できればそれでこそ在来線でペーパーレス移動が完結できます。このモバイルSuicaにできるんじゃないかと期待しています。
名実ともに日本最強の鉄道系ICカードになるには、あともう少しの利便性と機能向上だろうなと感じています。

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