ANA JCBプリペイドカード/VISAとJCBの機能上の違い (0)

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ANA JCBプリペイドカード
評価点数 星4つ(4)

レビュー内容

随分前にANA VISA プリペイドもカードを使い始め、意外な利便性で使い続けています。
今回は他の人のレビューもあるのでVISAの方とJCBの方で比較してみたいと思います。

VISAの方は
①クレジットチャージ限定型かオールチャージ型
銀行やコンビニチャージをするかもという人はオールチャージ選ぶ方が多いかなと思います。
VJA以外のVISAやMASTERのクレジットカードと銀行チャージやコンビニチャージは200円位の手数料がかかるのでその分のマイナスを考慮しなければなりません。多分銀行チャージやコンビニチャージはペイジーのシステムを利用しているのでしょうか?

②チャージは500円から
VJAのクレジットチャージなら手数料を気にせず500円からチャージできるので、怪しいサイトやクレジットカードの番号を残したくないサイトなら十分使えると思います。
勿論①も②もこのANA VISAプリペイドカードに限りチャージは500円以上1円単位で1回あたりのチャージ金額に制限があります。

③ポイント機能はマイル一択、月間利用額税込1000円あたり5マイル
このカードが出た時は他と違いANAのマイルが付与されますが一般的なクレジットカードの付与率と大差ないくらいのマイルがメインのAMCカード(クレジットなしやクレジット一体型)に統合されます。1000円未満は気をつける必要がありますね。

ではJCBの方では
①ローソンで1000円以上1000円単位でチャージができる
これは非常に大きいのではないでしょうか。やはり実店舗でのチャージは安心感の違いがあります。(業務の大変さは重々承知ですけど)ローソンの店員次第=慣れているかになると思います。以前おさいふPontaのチャージをした際は慣れた店員とそうでない店員の差があり、自分以降の客がつっかえてしまいました。ここは仕方なしに我慢するほかありません。

②クレジットチャージもできる
当然ながらJCBカードでチャージできますが金額はVISAのような500円以上1円単位みたいに詳細設定ができず、1000円以上1000円単位です。
他の方がデビットカードでチャージができるかな?のようなコメントがありましたが、各デビット発行会社もポイント乞食対策は随時やっている様で、自身が持っているデビットがみずほ銀行JCBデビット、イオン銀行JCBデビット、セブン銀行JCBデビットですが、早いうちにポイント付与対象外か利用不可加盟店扱いになる公算が高い気がします。他の方のレビューで期待はしましたが、改めてHPで確認すると嫌な予感がしてなりません。

③マイルかキャッシュバックか
今回カードの機能を選択する中で一番悩みました。
マイルコースはVISAの方と同等の月間利用額税込1000円ごとに5マイル、キャッシュバックコースの方は月間利用額あたり税込200円で1円(還元率は0.5%)です。この選択肢はANA JCBプリペイドを選ぶ際の大きな障壁ではないでしょうか?マイラーならば当然マイルコース一択になるのでしょうけど、マイラーでない飛行機使わない人にとって、マイルの交換条件が大変厳しい(10000マイルから、ANAコインは1マイルから使えるにせよANAのショッピングサイト利用…欲しいものがない人には結構辛い)ことを考えるとキャッシュバックが一番手頃ではないでしょうか。
200円税込で1円のキャッシュバックは一般的なクレジットカードの付与率(月間1000円あたり1pt、5円相当)と大差なく一番わかりやすいと思います。
キャッシュバック付与は毎月15日締日の当月25日頃付与はJCBプロパーのクレジットカードの請求書発行期間のフローと大差ありません。

*プリペイドカードなので月額課金制のサービスや高速道路料金、ガソリンスタンドで全く使えないのは、両カード共通の事項です。JCBにはチャージバリューの有効期限というおさいふPontaカードと全く同じ問題がありますが、コンスタントに使う分には気にしなくていいと思います。チャージ金額が1000円以上1円単位のおさいふPontaと今回のANA JCBは住み分けができると思います。

星マイナス1にした理由として、ATMチャージ(手数料無料)が無いこと、マイルコースとキャッシュバックコースの変更がネットでもできない、またはやろうとしてもとても煩雑な事、コンビニ店頭現金チャージがローソンに限られている点です。ローソン以外でもコンビニ店頭プリペイドチャージが可能なら利便性は格段に上がるはずなんですが、何故またローソン限定なのか疑問でなりません。プレスリリースを見る限りチャージ方法の追加もありうるようなので、発表を待ちたいと思います。

結構な長文になりましたが、ブランドデビットやブランドプリペイドがここまで発展してきて、ANA系列で比較検討ができるようになったのは素晴らしいことと思います。自身両方のカードを持っていますが、使えればいいじゃないという感じで選ぶのではなく、マイル派か非マイル派(キャッシュバック)、クレジットチャージ・銀行コンビニ(ペイジー)チャージ・ローソン店頭現金チャージと、自身の生活ポテンシャルに合わせてカードが選べると思います。

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