DCMX MiNi【募集終了】 レビュー(4)

6月1日からDCMX iD利用でのローソンの3％割引が始まりましたが、miniも対象に含まれています。
ドコモ系のDCMXカードを私は作成していませんでしたが、前回レビューしたように今は別のクレジットカードを携帯代金の支払いに登録していてもDCMXminiを月1万円まで利用できるため、ここまで余り使っていなかったiDを今月からローソンの決済で集中して使うようになりました。

コンビニの決済で月1万行く人はそこまで多くないと思うので、ドコモユーザーは当面はこれでローソン割引の恩恵を得るのが良いのかもしれません。

携帯代金の決済でリクルートプラスを登録している場合、リクルートプラスのポイント2％とPontaカードのポイント0.93％（8％消費税時）、更にDCMXminiを介しての3％引きで、ローソンの決済では6％近い還元を得られる算段となります。

私自身、ドコモ回線を近く打ち切ろうと考えていましたが、2年縛りの制限が溶ける月までこのサービスの恩恵に預かろうと思いました。

ポストペイ型（後払い型、クレジット型）の電子マネーとしては、代表的なものにiD、QUICPay、Visa Touch/Smartplusがあります。
この内、2013年5月現在で最も加盟店が多く、かつ利用件数も最も多いのはNTTドコモが開発・サービス提供するiDです。

ドコモが開発した規格ということで、おサイフケータイでの利用に関しては他の2規格と異なりドコモの端末しか対応していないという難点があります。一方、メリットとしては上記の加盟店数の多さの他、クレジットカードの子カードとして電子マネー用のカード番号を発行してもらわなくても、利用限度額が限られるとはいえ、ドコモから直接電子マネーのサービスを受ける制度が存在していることが挙げられます。
それがこの「DCMX mini」です。

利用限度額が月2,000～10,000円（利用状況によって30,000円への引き上げ有り）と、家電など高額商品を決済するには不十分ですが、「ドコモのおサイフケータイ対応機種（スマートフォンのAndroid端末も含む）」を保有しており、「Spモードかiモードを契約」していて、中学生以上（未成年者は親権者同意を要しますが）の個人契約をしているものであれば、原則として誰でもそのサービスを受けることが可能です。

申し込みも、ドコモの携帯電話から可能。簡易審査で、問題がなければ申し込みからすぐ利用可能になります。
そのポストペイ型電子マネー対応のクレジットカードを申し込んだ上で、更に子カード（付帯カード）として電子マネーの利用申込をすることに比べれば、遥かに利用ハードルが低いといえます。
iDが3代表規格の中で最も普及した要因には、このDCMXminiがあったことも一つとしてあるのではないかと私は見ています。

また、ポストペイ型電子マネーに対応していないけれども、高還元率を謳っているカードを保有している場合、DCMXminiを介すれば実質的に高還元カードをiD対応にすることが可能です。
2013年4月までは、DCMXminiの申込資格に支払い方法が口座振替ないし請求書払いないしDCMX（ドコモのクレジットカード）であるものに限る、という条項があったためにこれは不可能でした（請求書払いを活用する裏技は有りましたが）が、同月の規約改正で可能になりました。

総括で、利用額が限定されているとはいえ、ドコモのおサイフケータイユーザーは活用を大いに検討して良い電子マネーサービスだと、私は考えます。

イオン系のディスカウントスーパーでは、クレジットカード(私が持ってるのはVISAデビットですが)は使えないが、電子マネーは使えるので重宝していますが、1万円ではすぐ上限に達するので、増枠を期待しながら待っている。

なお、貯まったドコモポイントを、DCMXminiの支払いに充当する事も可能。
ただ、2500pt→2000円(プレミアステージ会員は、2300円)の還元なので目減りしてしまうのが残念。

スルガ銀行ドコモプレミアクラブ応援バンクのVISAデビットだと、貰えるドコモポイントが少しは増えるので、豆知識として。

我が家のケータイ代(3台)はすべて主人持ち。
何も気にせずMiNiを使っていたら利用額は知らないうちに1万から3万に増えていました。

クレジットだという認識がここのサイトに来てやっと出てきたので
現在は解約しEdyに変更。
(しかしEdyの使い勝手もいまいちで…(チャージが…))

Docomoの方にはとりあえずすぐに使える電子マネーですね。
普通なら1万あれば充分小銭代わりになるのではないでしょうか。