Manepa Card(マネパ カード)【募集終了】 レビュー(3)

海外両替手段としては手数料が低めとして知られるFX口座紐付けプリペイドカードのマネーパートナーズカード。このほど日本国内での利用に対応しました。

国内利用が可能になった初の海外向けプリカはJACCSのGonnaだったと思いますが、現在ではセゾンのNeoマネー、そしてこれが加わっています・

クレジットカード、デビットカードと異なり海外不正送金を防ぐ観点から、この種のプリカでは現在申し込みにマイナンバーの記入が法律で義務付けられ、それがこの手のカードの勢いを損ねるのではないかと私は懸念していましたが、それへの精一杯の抵抗を図ったような印象もしています。

対応通貨でアジア圏のものは現在日本円のほか、香港ドルしかないのがアジアへの渡航機会がそれなりにある私にとってはデメリットでしょうか。
同社のFX対応通貨を見る限り、拡充はなかなか難しいかもしれませんが、外貨両替サービスではウォンと元にも対応していますので、この辺の改善を望むところです。

海外に行く予定はないのですが、過去に海外に行っていた期間はあったので、関心があって申込んでみました。
マネーパートナーズのＦＸ口座があればその口座を介して入出金が手数料無料にできたりします。
そして、以前はマネーパートナーズのＦＸ口座からのチャージは円に戻してからしかできませんでしたが、今は、外貨から円に戻すことなく、そのまま外貨をマネパカードにチャージできるようになりました。これは画期的な事なのではないでしょうか。
同種のカードの中では、一番便利なカードではあると思います。ＦＸ口座はマネパカードの入出金用に作っておいてもいいと思います。
海外に行く機会がある方は、とりあえず作っておいてはいかがでしょうか。

海外での現地キャッシュ確保手段（銀行、両替所でのキャッシュ直接交換以外）としてはこれまで、クレジットカード・キャッシング、NEOmoney（プリペイド国際キャッシュカード）としていました（かつて保有していたCITIbank口座は例の一件により既に解約）。しかし先日、プリペイド国際キャッシュカードについては「マネパカード」を仲間に加えてみました。

「米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドル」のマルチカレンシー対応カードです。私の場合は東南アジアが”主戦場”ですので、米ドルでチャージをしています。

能書きを読む限りでは、手数料も様々ある国際キャッシュカードよりも割安のように思えます。しかし、実際に使ってみなければその詳細は不明です。いずれ現地で使う機会もあろうかと思います。使用感および他の手段との比較はそれまでお待ちを。

また、FX利用に関してはもう少し勉強してから、ということで。レバレッジをかけるのは正直怖いので(^^;。バクチのような利用法はやめておいて（そもそもその方面の才能は持ち合わせていません）、単純に為替と現地キャッシュ確保の用途に限定しておくのが良いのかと。

使用前なので評価は難しいのですが、期待を込めて星４つ。