ドトール バリューカード/90%の普及率達成/幻の「ブラックカード」 (1)

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ドトール バリューカード
評価点数 星4つ(4)

レビュー内容

当初の全国展開は10月予定で、8月くらいに一気に利用可能な店舗が拡大しました。
あちこちの店舗で「○月●日から利用可能です」というポップが掲示され、否応なく期待感が高められた(大袈裟)夏でした。

9/12 時点で店舗検索
http://sasp.mapion.co.jp/b/doutor/?shopmastergyokna=1100
で調べると、全 1,106店中 996店がバリューカード対応となっています。
丁度 90% の普及率ですね。

Tポイントは埒外となりましたが、カード1枚で決済できるというのはやはり大変便利です。スターバックスなど電子マネーで先行していたカフェでは、早々にこの便利さを享受していたのですね(ぷんすか。

私の行動範囲だと、Tポイントカード+現金併用はドトールだけとなっていて面倒だったのです(Tポイント提携先で利用していた店舗:ウエルシア・マルエツ・ファミリーマート・スリーエフ・ジョナサン・コンフォートホテル・三井ガーデンホテルズ…は離脱済み…はいずれもクレジットカードか電子マネーで決済可能なわけで)。
これでようやく現金排除可能となりました。更に、Tポイントカードの提示自体も面倒になってきた…というのは余談ですが(ドトールを除けば、特に好んで使う企業が揃っているわけでもないのです。Ponta や Rポイントよりも相対的に接触が多いだけのことで)。

さて、検索エンジンで「ドトールバリューカード ブラックカード」を検索するとチラホラとブログ記事がヒットするのですが、「ブラックカードなドトールバリューカード」(正式名称知りません)が存在するそうです。
通常カードだと前年度 5万円以上の購入で達成される 10% ポイント還元率が、最初から且つ永年で設定されているカードだそうで、デザインも黒い領域が一番大きいなど独自のものとなっています。

大変お得なカードなのですが、どうやらこのカードは各店舗の常連・お得意に店舗独自の判断で提供されるものであるようです。
常連とは例えば、ドリンク・チケット(バリューカード開始と共に販売終了済み)の利用者が該当します。ドトールのドリンク・チケットは 11枚綴りの 220円ドリンク券を 2,200円で購入できるというもので、1割お得ではあるのですが、取扱店舗が限られており更に購入店でしか利用できない、というものでした。220円はブレンドコーヒー 1杯分で、差額を払えば 230円以上のドリンクにも適用は可能です。還元率永年 10% というのは、ドリンク・チケット取扱店舗とその常連にとっての救済措置と言えますね。
が、私は殆どブレンドコーヒーは飲まないのですよね。あまり味が好みではなくて…。ドトールの面白さは、ブラジルやマウカメドウズブレンドを楽しめるけれども入店するまで何が出てくるか分からない「本日のコーヒー」であると思っていまして、そちらは大抵 250~300円します。ミラノサンドセット 50円引きは適用されますが、結局あらゆる場合に現金併用が必須となるわけです。そもそもあちこちのドトールに行くのが好きなので(自宅から一番遠かったのは、福岡天神駅でしたか)、ドリンク・チケットの購入・利用は眼中にありませんでした。
残念ながら、「ブラックカードなドトールバリューカード」を手にする資格を得ることはできなかった、ということになります。

残念過ぎるので、本サイトのレビューネタにさせていただき自己満足を得ることといたします。

こういうものは、表向き気にしないで痩せ我慢するのが「お上品」かと思います(悔し泣き)。
カードデザインだってノーマルデザインの方が昨今のドトールらしくて好きですし(負け惜しみ)。
でもほら、10% の還元率は年間 5万円購入し続ければ 2年目以降は獲得できますし。「ねだるな勝ち取れ、さすれば与えられん」みたいな(そして走るはアニメネタ)。

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レビューコメント

今日は。
貴重な情報を有難うございました。
レビューを拝見して早速、のこのこと店舗に行きましたところ、田舎のせいか審査も緩く、大して常連でもないのに慈悲でブラックカードを発行して頂けました。
すぐブラックカードにチャージして「本日のコーヒー」を注文しましたが、美味しさも一入でした。
今後は豆もドトールで買おうかと思っております。
我ながら見事にドトールの戦略に乗せられておりますが、やはりじゃら銭が減るのは有難いですね。